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森田茂

森田茂(もりたしげる)

庶民の風土感覚をとらえた重厚な画風
森田茂「桜と富士」

茨城県出身の洋画家。山形県羽黒山地方の郷土芸能である黒川能に強く惹かれ描き続けている。

平成21年の102歳まで生涯現役で制作を続けておりました。

では、そんな森田茂について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

戦前には民族芸能や人形を多く描き

洋画だけでなく多くの絵画では、図柄によって、評価や査定額が大きく変動することもあります。画家それぞれに人気のモチーフがあり、人気な図柄ほど評価や査定額が高いのが現状です。日本の画壇では、コレクターや購入者に人気な図柄に対して高値がつく事が多いです。森田茂の場合、やはり黒川能が人気で、花が描かれた作品も評価は高い。

戦後は裸婦や舞妓のシリーズを発表

作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。洋画に関しては、やはり油彩画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。森田茂の主な作品種類は、油彩、水彩など。渡欧の際は、東南アジア旅行を契機に風景画も制作。なお森田茂の鑑定機関は東京・銀座の日本洋画商協同組合鑑定登録委員会になります。

森田茂 作品

森田茂「バラ」
≪バラ≫
森田茂「富士」
≪富士≫
森田茂「黒川能」
≪黒川能≫

森田茂 略歴

明治40年(1907)-平成21年(2009)

茨城県に生まれ。

大正15年第3回白牙会展≪静物≫で入選。
昭和9年第15回帝展に≪神楽獅子の親子≫で初入選。第2回東光展に『稽古≫で入選。
昭和11年文部省美術展覧会鑑査展に≪飛騨広瀬の金蔵獅子≫で入選。
昭和13年第2回新文展に≪金蔵獅子≫が特選。
昭和21年第2回日展に≪阿波人形≫が入選。
昭和41年第9回新日展に≪黒川能≫が文部大臣賞受賞。
昭和45年第1回改組日展出品作品に≪黒川能≫が日本芸術院賞受賞。
昭和52年勲三等瑞宝章。
平成5年文化勲章受章。

森田茂 代表作品

  • ≪黒川能≫
  • ≪金蔵獅子≫など

ギャラリーボヤージュ
ギャラリー写真

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取扱い作家 絵画

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