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葛西四雄

葛西四雄(かさいよつお)

個性と津軽の風土
葛西四雄「北の海」

青森県生まれの洋画家。38才まで青森で教員生活を送り、その後上京。漁村や海を題材にした力強い筆致の作品を多く描いた。

青森の林檎作りが生業で、その林檎畑の真ん中の小屋に生まれ育った家があった。

では、そんな葛西四雄について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

自分の風土を描け

洋画だけでなく多くの絵画では、図柄によって、評価や査定額が大きく変動することもあります。画家それぞれに人気のモチーフがあり、人気な図柄ほど評価や査定額が高いのが現状です。日本の画壇では、長年コレクターや購入者に人気な図柄に対して高値がつく事が多いです。波が荒れ狂っている北国の漁村風景や海景色を描いた作品が多い葛西四雄ですが、特に赤い屋根が多く描かれた作品の価値は高い傾向があります。

赤い屋根と暗緑色の海、そして大地

作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。洋画に関しては、やはり油彩画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。なお葛西四雄の主な作品の技法は、油彩、水彩、鉛筆などです。

葛西四雄 略歴

大正14年(1925)-平成2年(1990)

青森県生まれ。東京で没。青森師範学校中退。

同36年奈良岡正夫に師事し、同年第10回示現会展で初入選する。
同37年第5回日展に≪滞船≫が初入選。
翌38年示現会会員に推挙される。
同46年改組第3回日展に≪北の漁村≫で特選を受ける。
翌47年日展無鑑査に。
同53年第10回日展に≪北の浜≫で再度特選となる。また同年示現会理事に就任。
同57年新宿小田急で葛西四雄油絵展を開催。また同年紺綬褒章を受章した。
翌58年奈良岡正夫らとの四人展を銀座松屋で開催。同展は以後6回続いた。
同60年日展会員に推挙される。
翌61年日本美術家連盟会員に就任。

葛西四雄 代表作品

  • ≪北の漁村≫
  • ≪北の浜≫など

ギャラリーボヤージュ
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取扱い作家 絵画

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