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今井俊満

今井俊満(いまいとしみつ)

ダイナミックな日本のアンフォルメルの旗手
今井俊満「傷ついて我々の前に横たわるもの」

京都府出身の洋画家で、日本を代表するアンフォルメル(不定形なるもの」との意味。1940年代半ばから1950年代にかけてフランスを中心としたヨーロッパでおこった美術運動。)の画家。ブラシまたはパレットナイフの跡が見えるように、厚く絵の具塗布し、流動的で真っ黒なラインの組み合わせでキャンバスを構成。1980年代からは作風を大きく変え、アンフォルメルと日本の伝統美の融合をめざした「花鳥風月」のシリーズを制作した。

また晩年は「コギャル」シリーズで現代の女性を主題にした作品も残した。

では、そんな今井俊満について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

絵具の盛り上げやタッチより動きのあるアンフォルメルへ

同じ作家でも、どうしても作品のクオリティは年代によって変わってきます。描きが細かく完成度が高い作品や、作家の全盛期の作品は、評価や査定額が高くなる傾向があります。今井俊満の場合、厚塗りで描かれている作品が人気で、特に1960年前後に制作された作品は評価が高い。

90年代に「広島」や「長崎」などの戦禍を告発するような表現も

近年、国際的に「具体」ら日本の近現代作家が注目されてます。今井俊満の作品も版画を含め、国内外でも多く取り引きされております。なお主な作品の技法は、油彩、アクリル、水彩、版画など。

今井俊満 略歴

昭和3年(1928)-平成14年(2002)

京都生まれ。

昭和25年東京芸術大学美術学部油絵科派遣学生となり梅原竜三郎,安井曾太郎らに学ぶ。
同27年渡仏し、おもにパリで活躍、当時盛んだったアンフォルメルの絵画運動に参加。
同32年マチュー、タピエ、サム・フランシスの来日に続いて一時帰国。アンフォルメルを日本に紹介し、美術を通しての国際交流に尽くした功績は大きい。
同37年現代日本美術展で優秀賞を受賞。
同54年紺綬褒章を受賞。
平成9年フランス芸術文化勲章(コマンドール)を受けるなど、内外で高く評価されている。

今井俊満 代表作品

  • ≪馬≫
  • ≪東方の光≫など

ギャラリーボヤージュ
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取扱い作家 絵画

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