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深遠な生命への探求

自然観と人間の生命の存在感を日本画の美意識で表現した大分県大分市出身の日本画家。人物、風景のいずれにあっても生命への探究を根底に哲学的な作風を示した。

なお大分県では同県出身の同作家を記念して県内の児童・生徒を対象とした「高山辰雄賞ジュニア美術展」と題した美術賞・展が開催されているそうです。

では、そんな高山辰雄について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

人物画は比較的美術館などの鑑賞の際見る機会は多くあるが、国内の美術市場を中心とした流通としては風景画の方が多い。

作品の技法に関しても本画なのか？版画なのか？作技によっても評価や査定額が変わります。日本画に関しては、やはり本画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。なお高山辰雄の主な作品種類は絹本・彩色、紙本・彩色、水墨、版画など。

また版画の場合、作家本人の手を離れて制作された品なのか？さらにはサインの有無？サインの存在があっても本人自身のサインなのか？、代理人のサインか？によっても査定額は変動します。先ほどサインの話しをしましたが、真贋も重要になってきます。特に本画の場合、作家によっては鑑定の有無が決め手になります。なお高山辰雄作品に関しては、鑑定機関は東京・新橋の東京美術倶楽部になります。

≪ひまわり≫

≪山への道≫

≪水辺≫

明治45年(1912)-平成19年(2007)

大分市に生まれる。東京都で没。