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松尾敏男

松尾敏男(まつおとしお)

花の生命と余白の美
松尾敏男「夕牡丹」

長崎県生まれだが東京で育つ。兄たちがみんな絵が好きでその環境で絵を描き始める。初期は形を単純化した構成的な作品でえがいたが、1963年頃から北海道の自然、生きものを素材に自己の内面を投影する幻想的作風に入り、73年頃からは次第に澄明、典雅な表現に進む。近年はインド、中国、ギリシャ、最近ではスペインなどにも訪れ、現地の歴史や風土に想いを得た作品を描いている。森羅万象に宿る生命の瞬きを「白の境地」として大切にし、感動を素直に絵画にした。

2013年には郷土で長崎県名誉県民に。また横綱白鵬の化粧まわしのデザインも手掛けた。

そんな松尾敏男について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

花鳥、人物、風景画と作域は広く

四季の花を描いてきた松尾敏男ですが、特に薔薇や牡丹を描いた作品が人気。主な作品種類は紙本・彩色、絹本・彩色、パステル、版画など。

水墨画にも挑んでいる

やはり真贋も重要になってきます。特に原画の場合、作家によっては鑑定の有無が決め手になります。日本画界では、作家それぞれに鑑定機関を設けております。なお松尾敏男の鑑定機関は東京・新橋の東京美術倶楽部になります。

松尾敏男 略歴

大正15年(1926)-平成28年(2016)

長崎県に生まれる。17歳で堅山南風に師事。

                                      
昭和24年第34回院展出品作≪埴輪≫が初入選。
同37年第47回院展の「陶土に立つ」で奨励賞受賞、以後4年連続で受賞。
同41年第51回院展「廃船」へ出品、日本美術院賞を受賞する。
同46年第56回院展「海峡」芸術選奨新人賞受賞。
同50年第60回院展では「燿」で文部大臣賞受賞。
同53年第63回院展「サルナート想」日本芸術院賞受賞。
同55年第65回院展には師の肖像≪南風先生像≫を出品。
平成6年日本芸術院会員となる。
同12年文化功労者として賞される。
同24年文化勲章受章。

松尾敏男 代表作品

  • ≪鳥碑≫
  • ≪廃船≫など

ギャラリーボヤージュ
ギャラリー写真

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取扱い作家 絵画

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