アンドレ・コタボ(Andre Cottavoz)
現代フランス具象絵画の発見
フランス生まれで、新しい具象を追及するリヨン派の代表作家。リヨン美術学校卒業後、ほぼ同時代に同校を卒業したフサロらと共に、リヨン派を形成。力強い中間色と安定した構成で存在感のある画面づくりが特徴です。
1953年フェネオン財団の一等賞をフサロと分けあった。
では、そんなコタボについて当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。
自然と生命力を新しい美感で
曲がりくねった花びらの花や、ニースやカンヌの海などの風景画を主に描いた。主な作品の技法は、油彩、パステル、デッサン、版画など。
自然光だけでなく、キャンバス自体から発せられる明るさ
ブラシ、パレットナイフ、さらには指を使用して、なま乾きの絵具の層を強引にえぐるような画法。ちなみに日本国内でのアート市場でも原画・版画ともに比較的流通はあります。
コタボ 略歴
1922-2012
フランス、サンマルスランに生まれる。絵を志してリヨン美術学校に学ぶ。
1949年 | マントンビエンナーレで受賞。 フランス政府の奨学金を受ける。 |
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1950年 | プリ・ナショナル賞受賞。マントン・ビエンナーレ賞受賞。 |
1951年 | フランス各地で個展及び多くのグループ展に参加。その活動はヨーロッパを初め南米、アジアへも広がる。 |
1953年 | フェネオン賞一等賞を受賞。パリで初の個展を開催。 |
コタボ 代表作品
- ≪赤いバラのブーケ≫
- ≪海辺のフルーツ≫など