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堂本尚郎

堂本尚郎(どうもと ひさお)

繊細華麗なアンフォルメル的画風
堂本尚郎「作品」

京都府生れの抽象画家。伯父は日本画家の堂本印象。渡仏後、アンフォルメル運動(「不定形なるもの」との意味。1940年代半ばから1950年代にかけてフランスを中心としたヨーロッパでおこった美術運動)に参加。やがて、独自な抽象表現を目指し、円形や波紋などが連続する作品を発表。海外でも多くの個展を開いた。

1957年には、共感を抱いていた「具体」の吉原治良をアンフォルメルの中心人物でフランス人批評家のミシェル・タピエに紹介もしております。

そんな堂本尚郎について当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

初期の「アンフォルメル」から「厚塗り」の時代から

同じ作家でも、どうしても作品のクオリティは年代によって変わってきます。描きが細かく完成度が高い作品や、作家の全盛期の作品は、評価や査定額が高くなる傾向があります。堂本尚郎の場合、厚塗りで描かれている作品が人気で、特に1960年前後に制作された作品は評価が高い。

「円」から「波」へと

近年、国際的に「具体」ら日本の近現代作家が注目されてます。堂本尚郎の作品も版画を含め、国内外でも多く取り引きされております。なお主な作品の技法は、油彩、アクリル、水彩、版画など。

堂本尚郎 略歴

昭和3年(1928)-平成25年(2013)

京都府生まれ。

                                                   
昭和23年在学中に第4回日本美術展覧会(日展)に日本画≪畑のある丘≫を出品。初入選する。
同24年京都市立美術専門学校日本画科(現京都市立芸術大学)を卒業。研究科に進級。
同27年堂本印象に随行し渡欧。
同30年渡仏。油彩に転向し、アンフォルメル運動に参加する。
同32年アンフォルメル運動の拠点で、パリのスタドラー画廊で初個展を開催。
同34年ニューヨークのマーサ・ジャクソン画廊で個展を開催。
同35年南画廊で日本での個展を開催。
同36年第6回サンパウロ・ビエンナーレに出品。
同39年第32回ヴェネツィア・ビエンナーレでアルチュール・レイワ賞を受賞。
同58年フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエ章を授与。
平成7年紫綬褒章を授与。
同8年フランス政府よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエ章を受章。
同13年フランス政府より芸術文化勲章オフィシエ章を受章。
同19年文化功労者に。

堂本尚郎 代表作品

  • ≪連続の溶解≫シリーズなど

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