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フォンタナ

ルーチョ・フォンタナ(Lucio Fontana)

空間主義の提唱者
ルーチョ・フォンタナ「空間概念」

アルゼンチン生まれでイタリアの彫刻家でもあり、画家でもあった20世紀の巨匠。1940年代から≪空間概念≫シリーズを発表。キャンバスをナイフで切り裂いたフォンタナの作品は、世界中に衝撃を与えた。やがてミラノで「空間主義技術宣言」を主唱し、ランドアートや環境芸術の先駆となる。

1966年にはイタリア・ミラノのスカラ座でのオペラ舞台と、衣装をデザインしました。

では、そんなフォンタナについて当ギャラリーの見解をお伝えさせていただきます。

最初は表現主義的な彫刻から

作品の技法に関しても本画なのか?版画なのか?作技によっても評価や査定額が変わります。洋画に関しては、やはり油彩画が水彩画やデッサンより高額な値がつきます。フォンタナの主な作品の技法は、油彩、水彩、版画など。彫刻家出身ですので、オブジェ作品ももちろんあります。

空間に新しい概念を持ち込んだ

展覧会での鑑賞以外拝見することも難しい作家でもあります。版画などが国内でのアート市場でも出品されることはありますが、油彩作品などが出品されることは稀です。

フォンタナ 略歴

1899-1968

アルゼンチンのロザリオで彫刻家の家庭に生まれる。ミラノの建築専門学校で学び、その後ミラノのブレラ美術学校で学ぶ。

1931年初めての個展を開催。
1935年パリの「アブストラクシオン=クレアシオン」運動に参加。
1946年「白の宣言」を同僚と教え子とともに発表。この中で絵画や彫刻といった古典的原理を放棄し様々なジャンルを総合することが述べられる。
1949年支持体(紙)に穴を開けた最初の作品を制作。これより作品には「空間概念」というシリーズ・タイトルがつけられるようになる。
1951年ミラノで「空間主義技術宣言」を行う。ネオンを用いた環境芸術作品を制作。
1958年ヴェネツッア・ビエンナーレに参加。
1966年ヴェネツィア・ビエンナーレで大賞を受賞。

フォンタナ 代表作品

  • ≪空間概念シリーズ≫
  • ≪光の立方体≫など

ギャラリーボヤージュ
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取扱い作家 絵画

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